米粉のお菓子 foretの想い

みんなと同じお菓子が食べられる喜びを届けたい

Profile

長浜市内のカフェレストラン勤務を経て、働きながら製菓専門学校へ。

フレンチレストラン立ち上げを機に、異動。

念願の専属パティシェとして勤務

しかし数年後、小麦アレルギーを発症。
米粉の知識や技術を一から学び、

グルテンフリーのパティシェへと転向

アレルギーの有無関係なく

「みんなで同じお菓子が食べられる喜びを届けたい」との思いをもとに、米粉のタルトをはじめ、さまざまな米粉のお菓子を販売しています。

foret誕生まで

スイーツの奥深さに惹かれ、念願のパティシエに。気づけば部屋中お菓子の本だらけ。休日には、有名店の食べ歩きをしたり、お菓子教室に通ったり。

しかし数年後、体に異変を感じます。呼吸がしづらくなり、全身に蕁麻疹ができました。ひどい腹痛や嘔吐。病院に行くと「小麦アレルギー」と診断。

医師からも仕事を辞めるように勧められ、目の前が真っ暗に。「こんなに好きな仕事に出会えたのに」。

小麦アレルギー

外食では多くのメニューに小麦が使われています。うどんやパスタなどわかりやすいものだけでなく、小麦由来のタンパク加水分解など、わかりにくいものも少なくありません。

大勢で食事に行っても、同じものを食べることができず、疎外感を感じる日々。

 アレルギーを持つお子さんについて調べる中で見つけたのは、食物経口負荷試験の辛さ、そして「いつかみんなと同じケーキが食べたいな」との願いでした。

アレルギーになったパティシエだからこそできること

「アレルギーになったパティシエだからこそできることがあるかもしれない」と米粉の勉強を始めましたが、小麦と同じようには作れず何度も挫折しそうになりました。

考え方を変え「米粉には米粉の良さがあるはず」と、小麦の代用ではなく米粉を生かしたお菓子作りを開始。完成した米粉のお菓子と共にマルシェに出店。

foret誕生

「生まれて初めてマドレーヌを食べた」との満面の笑み。「久しぶりの洋菓子」と泣いて喜んでくださる姿。


周りの方も「安心して食べられるもの」をと探しておられる姿。マルシェでの出会いは、私にとって大きな励みとなりました。


緑に囲まれた自然豊かな場所でのマルシェ。


フランス語で森を意味するforêt【フォレ】を親しみやすく呼んでいただけるよう、屋号をforet【フォレット】としました。

実店舗オープン、オンラインショップスタート

ご縁をいただき湖北の天然温泉施設「北近江リゾート」様の敷地内をお借りして店舗を構えることに。2021年10月には同敷地内で移転。たくさんの方の励まし、応援をいただき、小さな米粉のお菓子屋を構えました。

 

そして、2022年11月、オンラインショップをスタート。

みなさまの元へお届けできるよう、心を込めて今日も米粉のお菓子を焼いています。